
“ヒトづくり”が、トヨタ車体を強くする
原点は“モノづくりの現場”への憧れ
「改めて、会社にとってヒトがいかに大切かを実感しています」
沼田未来さんは、トヨタ車体株式会社(本社:一里山町)の人事部に所属。
技術員として長年、車両開発に携わり数回の異動を経て今、新たなステージで“ヒトづくり”に奮闘しています。
長野県長野市出身。子どもの頃から工作機械に興味を持ち、学生時代には「将来お客様と直接ふれ合える町工場で、お客さまに寄り添いながら働きたい」と思い描いていました。
その未来を変えたのは、兄の存在。兄を通して大企業の魅力を知り、トヨタ車体へ就職しました。

技術職としてのやりがいと達成感

「どこかが壊れるまでドアを開閉したり、ものすごく強く閉めたりという評価もあるんです」。
最初の配属は車両実験部。ドアやワイパーなど車体の機能評価を担当しました。
「性能としての限界を把握しておくことで、お客様へ安心できる品質を提供するため、評価・確認・対策をしているんです」。
技術職として経験を重ねる中で、「少しずつ自分に出来ることが増えていき、お客様がいる仕事に携われることに誇りを持てるようになった」と語ります。

仕事と育児のはざまで

「15年間在籍した車両実験部時代には、自身のライフイベントと会社生活の両立にも追われていくことになっていきました」
入社2年目に結婚し、その後立て続けに2人の子どもを出産しました。
「子育てしながら働き続けられるのかな」。迷いを抱く未来さんの背中を押してくれたのは、母の言葉でした。
「辞めるのはいつでもできるから、続けてみたら?」。
社内の保育園に子どもを預け、フルタイムでの復帰。順調にキャリアを重ねる周囲に対して焦りを感じ、「置いていかれたみたい」と不安に感じたことも。「今では忙しすぎたあの頃の記憶が実はあまりないんですよね」と、笑いながら振り返ります。
未来への視点、仲間との出会い
転機は入社15年目。アメリカで開催された電子機器の見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」を訪れ、世界中の最新技術やモビリティの進化に衝撃を受けました。
「私もこれからのクルマ業界について、会社の向かうべき方向について考えたい」と強く思い、商品・事業企画部へ異動しました。プレゼンの機会が増え、想いを伝える難しさや楽しさを実感したといいます。
転機は入社15年目。アメリカで開催された電子機器の見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」を訪れ、世界中の最新技術やモビリティの進化に衝撃を受けました。
「私もこれからのクルマ業界について、会社の向かうべき方向について考えたい」と強く思い、商品・事業企画部へ異動しました。プレゼンの機会が増え、想いを伝える難しさや楽しさを実感したといいます。


次の異動先であるLC(ランドクルーザー)事業部では“ランクル好き”の熱い仲間と出会い、「ただ一緒に働くだけではなく、互いの強い思いを一つにまとめてかたちにするという喜びを感じました」。
異動先で感じた「この人たちとなら、自分らしくいられる」という感覚は、学生時代に思い描いた、人とのつながりで生まれるモノづくりの楽しさにつながっています。
会社を支える“ヒトづくり”へ
人と接することの楽しさを改めて感じ、挑戦の場を人事部へと移しました。
「人脈も乏しい中で分からないことだらけ。でも、等身大の自分で頑張ろうと決めたら、気持ちが少し楽になりました」。
現在は人材教育や、会社の魅力を伝えようと力を注いでいます。「もっとたくさんの人にトヨタ車体を知ってもらい、仲間を増やして強い体質の会社にしていきたい。
仕事を通じていろんな挑戦が出来るトヨタ車体の魅力をどんどん発信したい。その思いを、新しい世代へとつなげていきたい」。未来さんはトヨタ車体の明るい未来に思いを馳せています。

