
摂食障害を越えて、私らしさを取り戻すまで
突然、学校に行けなくなった日

自宅でヨガ教室を開きながら、エステティシャンとして独立も目指している牧野晴菜さん。
やんちゃ盛りの二男一女に恵まれ、仕事も充実。
一見、幸せそのものに見えますが、笑顔あふれる今の姿からは想像できない辛い過去がありました。
「私は学級委員とかやるタイプで、お姉ちゃんはギャル。お姉ちゃんを見てて高校って楽しいんだろうなって思ってました」
ところが、進学した高校は大学を目指す生徒が大半で、思った以上に勉強一色。
あこがれていた高校生活との間にギャップを感じながらも、勉強に励んでいた高2の秋、ある日を境に学校に行けなくなりました。


摂食障害。
極端に食べられなくなったり、食べすぎてしまったりを繰り返すようになっていきました。
「脳内が食べ物ばっかり。今思うと、疲れちゃってたのかもしれませんね」
当時は、
「なんでこうなっちゃうんだろう。自分から逃げられない。自分のことしか考えられなかった」
と、苦しさを静かに打ち明けてくれました。
離れて気付いた 当たり前の違い
進学色の強い高校に在籍し続けるのは困難でした。
昼間定時制がある高校に編入したものの、学校に行けない日々は続きます。
そんな時、父親が仕事でドイツへ行くことに。晴菜さんも休学してドイツへ移り住みました。
「物理的に距離ができたのが良かった。日本のあるべき常識がドイツにはなくて、自分の思ってた当たり前は当たり前じゃないって気付きました」


ドイツの人たちの大らかさ、休暇や自分の時間、人生を大切にする姿に触れ、晴菜さんの体と心は少しずつ、確実に回復していきました。
日本に戻って復学し、22歳で高校を卒業。
母親の知人に誘われ、化粧品メーカーのエステサロンで働き始めます。
「自分のペースでできて、働き方が合っていた」
思いがけないスタートでしたが、サロンで出会う人たちがきれいになり、笑顔になっていく姿を見ているうちに、それがいつのまにか晴菜さん自身の幸せになっていました。
自分らしくいられる場所を探して
サロンで働きながら、晴菜さんは密かに興味を持っていたインストラクターへ挑戦することにしました。
経験もつてもないまま、直接スポーツクラブへ掛け合い、エクササイズのインストラクターになります。
コロナ禍でスポーツクラブが休業やインストラクターのレッスンを中止。
すると、今後はインターネットで偶然見つけたヨガ講師の通信講座にチャレンジします。
ヨガを通して心と体のつながりや、姿勢を整えることで体が変わっていくことを実感しました。


とりわけ自分の内面と向き合う瞑想は、
「めっちゃいい!」
と晴菜さん。
「高校の時に知ってたら、いけない、悪いと決め付けてたことも違うと思えたのに」
と話します。
体型の良い変化も、かつて太ることへの恐怖心にさいなまれ、コンプレックスを抱いていた晴菜さんの心を癒やしました。
現在、エステとヨガの二刀流で奮闘中。
体を整えるという点は共通ですが、エステは「やってもらう良さ」、ヨガには「自分でやる良さ」があり、どちらも大切なのだとか。


サロンは独立への道筋も見え、いつかはヨガスタジオも持ちたいと夢は広がります。
ずっと自分らしくいられる場所を探してきました。自分を大切にすることで、みんなが笑顔で自分らしくいられる場所をつくっていきたい」
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