
マタニティマークに願いを込めて
「やっと授かった」私への勲章
「やっとできた子だから、特別なマタニティマークがほしかった。それがロゼットだったんです」
さなえさんとロゼットの出合いは、待望の第一子を授かったときでした。


結婚を機に刈谷に移住。周囲から「赤ちゃんまだ?」と期待されるも、なかなか授かれませんでした。期待は次第にプレッシャーに。相談相手も少なく、つらい日々を乗り越えて、ようやく授かった命でした。
イギリスでは勲章に用いられるロゼット。華やかなリボンが重なったマタニティマークのロゼットは、頑張った自分をそっと認めてくれるように感じました。
妊娠中に資格を取得 作家の道へ
ロゼットのかわいらしさに魅了され、「自分でも作りたい」と思うようになったさなえさん。自己流では本物にはならないと、講師を探して学ぶことに。そして、なんと妊娠中に講師の資格を取得します。
作家となってからも、マタニティマーク・ロゼットを作り続けています。必要に応じてマークを隠せるデザインや、妊婦さんの願いを込めた“願掛けロゼット”も生み出しました。


「子どもって授かるまでも大変。しかもこれから出産するんですよ。周りが優しくしなくちゃ」と願いを込めています。
母と子の絆を深めるロゼット
初めてロゼットを手にして8年。今では二人の男の子の母となり、自身の経験と共にロゼットにも変化が生まれています。
「生まれた子どもの名前に付け替えたらネームタグになる。ずっと使ってもらいたい」と、マタニティマーク・ロゼットの改良に取り組んでいます。


また、親子向けのワークショップも充実させる予定。「親子で話しながら作るものにしていきたい。親子の関係を深めたり、子育てを楽しむ選択肢になれば」と、新たな夢を描いています。
